サービスの特色 (マネージドVPS)

KVM による完全仮想化ソリューションを採用

仮想化概念図 マネージドVPS(仮想専用サーバー)は、1台のサーバーを複数のお客様で分割して利用する点では共用サーバーと同じですが、お客様ごとの動作環境は独立しており、あたかも専用サーバーであるかのように利用が可能です。

仮想化されたサーバー環境を実現するソフトウェアとしては「KVM」を採用。また、高性能な仮想化プロセスを維持するため、VPSサービスだけのために特別に選定したハイスペックなハードウェアをご用意いたします。

充実した機能がインストール済みで、管理が簡単なマネージドVPS

Webサーバー、SMTP/POP3サーバー、PHP+PostgreSQL/MySQLなど基本機能は全て当社にてインストールした状態でお渡しいたしますので、お客様はすぐにWebサイトをオープンすることが可能です。

メール設定やアクセス解析の確認はブラウザー上の当社製コントロールパネル(ユーザーページ)で簡単に操作可能です。メーリングリストや振り分け管理ツール、アクセス解析など、「共用サーバー」向けに提供している全てのツールを、マネージドVPSにもインストール済です。

面倒な運用保守はSPPDが行いますので、セキュリティパッチの適用や、負荷調査・不正アクセス調査、5分ごとのPing監視、プロセス/リソース監視など、保守サービスは標準で付属しています。

サーバー全体のルート権限をご利用することはできません。ただし、PostgreSQLのルート権限とMySQLのルート権限はお渡しすることが可能です。

ルート権限付きで、お客様自身でサーバーの運用管理やメールやウェブの設定が可能な方には、VPSもお奨めです。

他社に先駆け、バックボーン環境を完全二重化

ファイアウォールや回線のトラブルによるサービス断を最小限に抑えるべく、バックボーン接続部の完全二重化を実現しています。これにより、ゲートウェイルーター、回線、ファイアウォール、いずれかの故障時には、数秒で自動的に予備設備に切り替わることで、サービス停止時間を最小限に抑えることができます。

サーバーに異常がなくても、上位ネットワークで障害が発生すれば、サービス停止は免れません。SPPDでは、上位ネットワークのトラブルの可能性を極限まで低く抑えるシステムを採用しました。

 

バックボーン概念図