メールソフトの設定/Outlook 2010

マイクロソフト社のOutlook 2010 の設定方法をご案内いたします。

Outlook 2010 メール設定方法

※Outlook 2010 は「APOP」には対応しておりません。Cent OS5系のビジネス・パーソナルシリーズのサーバーを利用している方でIMAPオプションご利用者以外は、ユーザーページ:パスワードの設定でAPOPの設定ができますが、APOPを「利用する」に変更されている方は、「利用しない」ように切り替えてください。

Outlook 2010 アカウント作成方法
1.インターネットアカウント画面を開きます。

Outlook2010 を起動し、「ファイル」→「情報」→「アカウントの追加」をクリックします。

  • 図1.ファイルメニュー
  • ファイルメニュー画像
2. スタートアップを行います。

「Microsoft Outlook 2010 スタートアップ」の画面が表示されたら、「次へ」をクリックします。

  • 図2.スタートアップ画面
  • スタートアップ画像
3. 電子メールアカウントを設定します。

「電子メール アカウント」の画面が表示されたら、「はい」にチェックを入れ、「次へ」をクリックします。

  • 図3.電子メール アカウント画面
  • 電子メール アカウント画面
4.自動アカウントセットアップ方法を選択します。

「自分で電子メールやその他のサービスを使うための設定をする(手動設定)」をチェックし、「次へ」をクリックします。

  • 図4.新しいアカウントの追加
  • アカウント追加画像
5.「インターネット電子メール」を選択します。

「インターネット電子メール」をチェックし、「次へ」をクリックします。

  • 図5.電子メールアカウント
  • 電子メールアカウント画像
6. 設定内容を入力します。

「インターネット電子メール設定」の画面が表示されたら、各項目を入力し、「詳細設定」をクリックします。
※ 入力項目の詳細は「レンタルサーバー登録通知書」でご確認ください。

  • 名前:任意の名前
  • 電子メールアドレス:ご利用になるメールアドレス
  • アカウントの種類:POP3を選択
  • 受信メールサーバー:「レンタルサーバー登録通知書」に記載されているPOP3サーバー名
  • 送信メールサーバー:「レンタルサーバー登録通知書」に記載されているSMTPサーバー名
  • アカウント名:メールアドレスのユーザーID
  • パスワード:各ユーザーのパスワード
  • パスワードを保存する : チェックを入れる
  • 図6.電子メール 設定
  • 電子メール 設定画像
7. 送信サーバーの設定を行います。

「送信サーバー」のタブをクリックし、「送信サーバー(SMTP)は認証が必要」「受信メールサーバーと同じ設定を使用する」にそれぞれチェックを入れます。

  • 図7.送信サーバー設定
  • 送信サーバー設定画像
8. サーバーのポート番号の設定を行います。

国内の主なプロバイダが採用しております「ポート25ブロッキング」により、メール送信ポートを標準の25番ポートからサブミッションポート(587番ポート)に変更してください。また、メールの送信時にもパスワードが必要な「SMTP認証(SMTPAUTHとも言います)」の設定を行う必要があります。

※ 「ポート25ブロッキング」を行われていないプロバイダのプランをご利用の方は、サブミッションポートの設定を行わなくても構いません。詳しくは、ご利用のプロバイダにお問い合わせください。

「詳細設定」のタブをクリックし、「送信サーバー(SMTP)」を「25」→「587」に変更します。入力が終わりましたら「OK」をクリックし、「インターネット電子メール設定」の画面を閉じます。

※ 「サーバーにメッセージのコピーを置く」については、サーバーのディスク容量が有限のためチェックを外してご利用ください。チェックを入れる場合、「サーバーから削除する」の期間をなるべく7日以内に設定頂くようお願い致します。

  • 図8.詳細設定
  • 詳細設定画像
9.「インターネット電子メール設定」の完了。

「インターネット電子メール設定」の画面に戻りますので、「次へ」をクリックします。

  • 図9.アカウントの変更
  • 電子メール設定画像
10. アカウントセットアップの完了。

「完了」をクリックし、「セットアップの完了」の画面を閉じます。

  • 図10.アカウントの作成完了
  • 設定完了画像
SMTP25番ポートの設定方法

サブミッションポートを使用せず、25番ポートを利用する場合の設定方法です。

※ ご利用のプロバイダで「ポート25ブロッキング」が利用されていないことを確認し、設定を行ってください。

【25番ポートでメールを送信する場合のご注意】

SPPDレンタルサーバーでは、POP befor SMTP 機能により、25番ポートでメールを送信する場合は、あらかじめ「受信」を行う必要があります。Outlook 2010では「受信」のみのボタンがないものもありますので、その場合は、[送受信]ボタンを押します。 [送受信]ボタンを押すと、最初の1度目は必ず「送信」がエラーとなります。ただし「受信」は正常に完了しているので、このあともう一度 [送受信]ボタンを押す事で、正常に「送信」が行われます。

1. インターネットアカウント画面を開きます。

Outlook 2010 を起動し、「ファイル」→「情報」→「アカウント設定」をクリックします。

  • 図11.ファイルメニュー
  • ファイルメニュー画像
2.「電子メール」→「変更」をクリックします。

「アカウント設定」の画面が表示されたら、「電子メール」タブをクリックし、設定変更を行いたいアカウントを選択し、「変更」をクリックします。

  • 図12.アカウント設定
  • アカウント設定画像
3. 設定内容を確認します。

「インターネット電子メール設定」の画面が表示されたら、下記項目を確認し、「詳細設定」ボタンをクリックします。

  • 図13.電子メール設定
  • 電子メール設定画像
4. 送信サーバーの設定。

「送信サーバー」のタブをクリックし、「送信サーバー(SMTP)は認証が必要」のチェックを外します。

  • 図14.送信サーバーの設定
  • 送信サーバーの設定
5. サーバーのポート番号の設定を行います。

「詳細設定」のタブをクリックし、「送信サーバー(SMTP)」を「587」→「25」に変更します。入力が終わりましたら「OK」をクリックし、「インターネット電子メール設定」の画面を閉じます。

※ 「サーバーにメッセージのコピーを置く」については、サーバーのディスク容量が有限のためチェックを外してご利用ください。チェックを入れる場合、「サーバーから削除する」の期間をなるべく7日以内に設定頂くようお願い致します。

  • 図15.詳細設定
  • 詳細設定画面
6. アカウント設定の変更完了。

「セットアップの完了」が表示されますので、「完了」をクリックします。以上でアカウントの設定変更が完了致しました。

  • 図16.アカウントの作成完了
  • アカウントの変更完了
POP over SSLの設定方法(任意)

メール受信時の通信を暗号化する「POP over SSL」を利用する場合の設定方法をご案内します。
※ ここまでの設定で、通常のメール送受信は可能です。「POP over SSL」を利用される方のみ任意で設定してください。

1.「POP over SSL」を利用する場合の設定

Outlook 2010 を起動し、「ファイル」→「情報」→「アカウント設定」をクリックします。

  • 図17.ファイルメニュー
  • ファイルメニュー画像
2.「電子メール」→「変更」をクリックします。

「アカウント設定」の画面が表示されたら、「電子メール」タブをクリックし、設定変更を行いたいアカウントを選択し、「変更」をクリックします。

  • 図18.アカウント設定
  • アカウント設定画像
3. 設定内容を確認します。

「インターネット電子メール設定」の画面が表示されたら、「詳細設定」ボタンをクリックします。

  • 図19.電子メール設定
  • 電子メール設定画像
4. サーバーのポート番号の設定を行います。

「詳細設定」のタブをクリックし、「受信サーバー(POP3)」を「110」→「995」に変更します。「このサーバーは暗号化された接続(SSL)が必要」にチェックを入れます。入力が終わりましたら「OK」をクリックし、「インターネット電子メール設定」の画面を閉じます。

※ 「サーバーにメッセージのコピーを置く」については、サーバーのディスク容量が有限のためチェックを外してご利用ください。チェックを入れる場合、「サーバーから削除する」の期間をなるべく7日以内に設定頂くようお願い致します。

  • 図20.詳細設定
  • 電子メール 設定画像
5.「インターネット電子メール設定」の完了。

「インターネット電子メール設定」の画面に戻りますので、「次へ」をクリックします。

  • 図21.アカウントの作成完了
  • 電子メール設定画像
6.証明書の警告が表示されます。

以下の図の警告が表示されましたら、「はい」をクリックしてください。

  • 図22.アカウントの作成完了
  • セキュリティ警告画像
7. 証明書の警告の消去方法(共用サーバーご利用のお客様のみ)

POP over SSLを設定しますと、Outlook 2010を起動して1回目のメール受信時のみ証明書の警告が表示されます。共用サーバーをご利用の場合のみ、警告を出さないように設定することができます。 専用サーバー・VPS・Windows共用サーバーや代理店制度では設定ができません。まず、お客様のドメインがどの共用サーバーに属しているかを検索する必要があります。 →所属サーバーの検索方法

共用サーバー名が判明しましたら、POP3サーバー名を「共用サーバー名.sppd.ne.jp」に変更します。「電子メールアカウント変更」画面で、「受信メールサーバー」を「共用サーバー名.sppd.ne.jp」に変更したら「次へ」ボタンをクリックし、「閉じる」ボタンをクリックしてください。

※ (画像内「www3n.sppd.ne.jp」は、あくまでも例です。お客様によってサーバー名が異なりますのでご注意ください。)

  • 図23.電子メール設定
  • プロパティメニュー(サーバー)画像

※ SPPDレンタルサーバーでは、[POP before SMTP機能]により、POP3によるメールの受信をしてから20分間だけメールの送信が可能ですが、[POP over SSL]での受信動作では送信可能になりません。そのため、メール送信の際には、通常のPOP3で一旦受信を行っていただくか、サブミッションポート(587番)を利用してメールを送信してください。

SMTP over SSLの設定方法(任意)

メール送信時の通信を暗号化する「SMTP over SSL」を利用する場合の設定方法をご案内します。
※ ここまでの設定で、通常のメール送受信は可能です。「SMTP over SSL」を利用される方のみ任意で設定してください。

1.「SMTP over SSL」を利用する場合の設定

Outlook 2010 を起動し、「ファイル」→「情報」→「アカウント設定」をクリックします。

  • 図24.ファイルメニュー
  • ファイルメニュー画像
2.「電子メール」→「変更」をクリックします。

「アカウント設定」の画面が表示されたら、「電子メール」タブをクリックし、設定変更を行いたいアカウントを選択し、「変更」をクリックします。

  • 図25.アカウント設定
  • アカウント設定画像
3. 設定内容を確認します。

「インターネット電子メール設定」の画面が表示されたら、「詳細設定」ボタンをクリックします。

  • 図26.電子メール設定
  • 電子メール設定画像
4. サーバーのポート番号の設定を行います。

「詳細設定」のタブをクリックし、「送信サーバー(SMTP)」を「465」に変更し、「使用する暗号化接続の種類」に「SSL」を選択します。入力が終わりましたら「OK」をクリックし、「インターネット電子メール設定」の画面を閉じます。

※ 「サーバーにメッセージのコピーを置く」については、サーバーのディスク容量が有限のためチェックを外してご利用ください。チェックを入れる場合、「サーバーから削除する」の期間をなるべく7日以内に設定頂くようお願い致します。

  • 図27.詳細設定
  • 電子メール 設定画像
5.「インターネット電子メール設定」の完了。

「インターネット電子メール設定」の画面に戻りますので、「次へ」をクリックします。

  • 図28.アカウントの作成完了
  • 電子メール設定画像
6.証明書の警告が表示されます。

以下の図の警告が表示されましたら、「はい」をクリックしてください。

  • 図29.アカウントの作成完了
  • セキュリティ警告画像
7. 証明書の警告の消去方法(共用サーバーご利用のお客様のみ)

SMTP over SSLを設定しますと、Outlook 2010を起動して1回目のメール送信時のみ証明書の警告が表示されます。共用サーバーをご利用の場合のみ、警告を出さないように設定することができます。 専用サーバー・VPS・Windows共用サーバーや代理店制度では設定ができません。まず、お客様のドメインがどの共用サーバーに属しているかを検索する必要があります。 →所属サーバーの検索方法

共用サーバー名が判明しましたら、SMTPサーバー名を「共用サーバー名.sppd.ne.jp」に変更します。「電子メールアカウント変更」画面で、「送信メールサーバー」を「共用サーバー名.sppd.ne.jp」に変更したら「次へ」ボタンをクリックし、「閉じる」ボタンをクリックしてください。

※ (画像内「www3n.sppd.ne.jp」は、あくまでも例です。お客様によってサーバー名が異なりますのでご注意ください。)

  • 図30.電子メール設定
  • プロパティメニュー(サーバー)画像