メールソフトの設定/Outlook 2007
WindowsXP以降用のメールソフトであるマイクロソフト社のOutlook 2007 の設定方法をご案内いたします。
Outlook 2007 メール設定方法
- アカウント作成方法(587番ポートを利用した送信と、受信の設定方法)
- SMTP25番ポートの設定方法
- POP over SSLの設定方法
- SMTP over SSLの設定方法
※Outlook 2007 は「APOP」には対応しておりません。Cent OS5系のビジネス・パーソナルシリーズのサーバーを利用している方でIMAPオプションご利用者以外は、ユーザーページ:パスワードの設定でAPOPの設定ができますが、APOPを「利用する」に変更されている方は、「利用しない」ように切り替えてください。
Outlook 2007 アカウント作成方法
1.インターネットアカウント画面を開きます。
Outlook2007 を起動し、「ツール」→「アカウント設定」をクリックします。
- 図1.ツールメニュー
2. 「電子メール」→「新規」をクリックします。
「アカウント設定」の画面が表示されたら、「電子メール」タブをクリックし、「新規」をクリックします。
- 図2.追加メニュー
3.自動アカウントセットアップ方法を選択します。
「サーバー設定または追加のサーバーの種類を手動で構成する」をチェックし、「次へ」をクリックします。
- 図3.アカウントの追加
4.「インターネット電子メール」を選択します。
「インターネット電子メール」をチェックし、「次へ」をクリックします。
- 図4.電子メールアカウント
5. 設定内容を入力します。
「インターネット電子メール設定」の画面が表示されたら、各項目を入力します。全て入力したら「詳細設定」をクリックします
※ 詳しくは「レンタルサーバー登録通知書」でご確認ください。
- 名前:任意の名前
- 電子メールアドレス:ご利用になるメールアドレス
- アカウントの種類:POP3を選択
- 受信メールサーバー:「レンタルサーバー登録通知書」に記載されているPOP3サーバー名
- 送信メールサーバー:「レンタルサーバー登録通知書」に記載されているSMTPサーバー名
- アカウント名:メールアドレスのユーザーID
- パスワード:各ユーザーのパスワード
- パスワードを保存する : チェックを入れる
- 図5.電子メール 設定
6. 送信サーバーの設定を行います。
「送信サーバー」のタブをクリックし、「送信サーバー(SMTP)は認証が必要」「受信メールサーバーと同じ設定を使用する」にそれぞれチェックを入れます。
- 図6.送信サーバー設定
7. サーバーのポート番号の設定を行います。(サブミッションポートの設定)
「詳細設定」のタブをクリックし、「送信サーバー(SMTP)」を「25」→「587」に変更します。入力が終わりましたら「OK」をクリックし、「インターネット電子メール設定」の画面を閉じます。
※ 「ポート25ブロッキング」を行われていないプロバイダのプランをご利用の方は、サブミッションポートの設定を行わなくても構いません。詳しくは、ご利用のプロバイダにお問い合わせください。
※ 「サーバーにメッセージのコピーを置く」については、サーバーのディスク容量が有限のためチェックを外してご利用ください。チェックを入れる場合、「サーバーから削除する」の期間をなるべく7日以内に設定頂くようお願い致します。
- 図7.詳細設定
8.「インターネット電子メール設定」の完了。
「インターネット電子メール設定」の画面に戻りますので、「次へ」をクリックします。
- 図8.アカウントの作成完了
9. アカウントセットアップの完了。
「完了」をクリックし、「セットアップの完了」の画面を閉じます。
- 図9.アカウントの作成完了
10. アカウント設定の完了。
「閉じる(C)」をクリックし、「電子メールアカウント」の画面を閉じます。以上でアカウントの設定が完了致しました。
- 図10.アカウントの作成完了
SMTP25番ポートの設定方法
サブミッションポートを使用せず、25番ポートを利用する場合の設定方法です。
※ ご利用のプロバイダで「ポート25ブロッキング」が利用されていないことを確認し、設定を行ってください。
【25番ポートでメールを送信する場合のご注意】
SPPDレンタルサーバーでは、POP befor SMTP 機能により、25番ポートでメールを送信する場合は、あらかじめ「受信」を行う必要があります。Outlook 2007では「受信」のみのボタンがないものもありますので、その場合は、[送受信]ボタンを押します。 [送受信]ボタンを押すと、最初の1度目は必ず「送信」がエラーとなります。ただし「受信」は正常に完了しているので、このあともう一度 [送受信]ボタンを押す事で、正常に「送信」が行われます。
1.インターネットアカウント画面を開きます。
Outlook 2007 を起動し、「ツール」→「アカウント」をクリックします。
- 図11.ツールメニュー
2.「電子メール」→「変更」をクリックします。
「アカウント設定」の画面が表示されたら、「電子メール」タブをクリックし、設定変更を行いたいアカウントを選択し、「変更」をクリックします。
- 図12.アカウント設定
3. 設定内容を確認します。
「インターネット電子メール設定」の画面が表示されたら、「詳細設定」ボタンをクリックします。
- 図13.電子メール設定
4. 送信サーバーの設定を行います。
「送信サーバー」のタブをクリックし、「送信サーバー(SMTP)は認証が必要」のチェックを外します。
- 図14.送信サーバー設定
5. サーバーのポート番号の設定を行います。
「詳細設定」のタブをクリックし、「送信サーバー(SMTP)」を「587」→「25」に変更します。入力が終わりましたら「OK」をクリックし、「インターネット電子メール設定」の画面を閉じます。
※ 「サーバーにメッセージのコピーを置く」については、サーバーのディスク容量が有限のためチェックを外してご利用ください。チェックを入れる場合、「サーバーから削除する」の期間をなるべく7日以内に設定頂くようお願い致します。
- 図15.詳細設定
6.「インターネット電子メール設定」の完了。
「インターネット電子メール設定」の画面に戻りますので、「次へ」をクリックします。
- 図16.セットアップの完了
7. アカウント設定の完了。
「閉じる」をクリックし、「電子メールアカウント」の画面を閉じます。以上でアカウントの設定が完了致しました。
- 図17.アカウント設定の完了
POP over SSLの設定方法(任意)
メール受信時の通信を暗号化する「POP over SSL」を利用する場合の設定方法をご案内します。
※ ここまでの設定で、通常のメール送受信は可能です。「POP over SSL」を利用される方のみ任意で設定してください。
1.「POP over SSL」を利用する場合の設定
Outlook2007 を起動し、「ツール」→「アカウント設定」をクリックします。
- 図18.ツールメニュー
2.「電子メール」→「変更」をクリックします。
「アカウント設定」の画面が表示されたら、「電子メール」タブをクリックし、「メールアカウント名」を選択し、「変更」をクリックします。
- 図19.アカウント設定
3.「電子メールアカウントの変更」の画面が表示されたら、「詳細設定」のボタンをクリックします。
- 図20.電子メール設定
4. サーバーの設定を行います。
「詳細設定」のタブをクリックし、「受信サーバー(POP3)」を「110」→「995」に変更します。「このサーバーは暗号化された接続(SSL)が必要」にチェックを入れます。入力が終わりましたら「OK」をクリックし、「インターネット電子メール設定」の画面を閉じます。
※ 「サーバーにメッセージのコピーを置く」については、サーバーのディスク容量が有限のためチェックを外してご利用ください。チェックを入れる場合、「サーバーから削除する」の期間をなるべく7日以内に設定頂くようお願い致します。
- 図21.詳細設定
5.「インターネット電子メール設定」の完了。
「インターネット電子メール設定」の画面に戻りますので、「次へ」をクリックします。
- 図22.アカウントの作成完了
6. アカウント設定の完了。
「閉じる」をクリックし、「電子メールアカウント」の画面を閉じます。以上でアカウントの設定が完了致しました。
- 図23.アカウントの作成完了
7. 証明書の警告が表示されます。
以下の図の警告が表示されましたら、「はい」ボタンをクリックしてください。
- 図24.セキュリティの警告
8. 証明書の警告の消去方法(共用サーバーご利用のお客様のみ)
POP over SSLを設定しますと、Outlook 2007を起動して1回目のメール受信時のみ証明書の警告が表示されます。共用サーバーをご利用の場合のみ、警告を出さないように設定することができます。 専用サーバー・VPS・Windows共用サーバーや代理店制度では設定ができません。まず、お客様のドメインがどの共用サーバーに属しているかを検索する必要があります。 →所属サーバーの検索方法
共用サーバー名が判明しましたら、POP3サーバー名を「共用サーバー名.sppd.ne.jp」に変更します。「電子メールアカウント変更」画面で、「受信メールサーバー」を「共用サーバー名.sppd.ne.jp」に変更したら「次へ」ボタンをクリックし、「閉じる」ボタンをクリックしてください。
※ (画像内「www3n.sppd.ne.jp」は、あくまでも例です。お客様によってサーバー名が異なりますのでご注意ください。)
- 図25.電子メール設定
※ SPPDレンタルサーバーでは、[POP before SMTP機能]により、POP3によるメールの受信をしてから20分間だけメールの送信が可能ですが、[POP over SSL]での受信動作では送信可能になりません。そのため、メール送信の際には、通常のPOP3で一旦受信を行っていただくか、サブミッションポート(587番)を利用してメールを送信してください。
SMTP over SSLの設定方法(任意)
メール送信時の通信を暗号化する「SMTP over SSL」を利用する場合の設定方法をご案内します。
※ ここまでの設定で、通常のメール送受信は可能です。「SMTP over SSL」を利用される方のみ任意で設定してください。
1.「SMTP over SSL」を利用する場合の設定
Outlook2007 を起動し、「ツール」→「アカウント設定」をクリックします。
- 図26.ツールメニュー
2.「電子メール」→「変更」をクリックします。
「アカウント設定」の画面が表示されたら、「電子メール」タブをクリックし、「メールアカウント名」を選択し、「変更」をクリックします。
- 図27.アカウント設定
3.「電子メールアカウントの変更」の画面が表示されたら、「詳細設定」のボタンをクリックします。
- 図28.電子メール設定
4. サーバーの設定を行います。
「詳細設定」のタブをクリックし、「送信サーバー(SMTP)」を「465」に変更します。「使用する暗号化接続の種類」で「SSL」を選択し、「OK」をクリックし、「インターネット電子メール設定」の画面を閉じます。
※ 「サーバーにメッセージのコピーを置く」については、サーバーのディスク容量が有限のためチェックを外してご利用ください。チェックを入れる場合、「サーバーから削除する」の期間をなるべく7日以内に設定頂くようお願い致します。
- 図29.詳細設定
5.「インターネット電子メール設定」の完了。
「インターネット電子メール設定」の画面に戻りますので、「次へ」をクリックします。
- 図30.アカウントの作成完了
6. アカウント設定の完了。
「閉じる」をクリックし、「電子メールアカウント」の画面を閉じます。以上でアカウントの設定が完了致しました。
- 図31.アカウントの作成完了
7. 証明書の警告が表示されます。
以下の図の警告が表示されましたら、「はい」ボタンをクリックしてください。
- 図32.セキュリティの警告
8. 証明書の警告の消去方法(共用サーバーご利用のお客様のみ)
SMTP over SSLを設定しますと、Outlook 2007を起動して1回目のメール送信時のみ証明書の警告が表示されます。共用サーバーをご利用の場合のみ、警告を出さないように設定することができます。 専用サーバー・VPS・Windows共用サーバーや代理店制度では設定ができません。まず、お客様のドメインがどの共用サーバーに属しているかを検索する必要があります。 →所属サーバーの検索方法
共用サーバー名が判明しましたら、SMTPサーバー名を「共用サーバー名.sppd.ne.jp」に変更します。「電子メールアカウント変更」画面で、「送信メールサーバー」を「共用サーバー名.sppd.ne.jp」に変更したら「次へ」ボタンをクリックし、「閉じる」ボタンをクリックしてください。
※ (画像内「www3n.sppd.ne.jp」は、あくまでも例です。お客様によってサーバー名が異なりますのでご注意ください。)
- 図33.電子メール設定