お知らせ

マネージドVPS:「AlmaLinux 9」OS対応とコース改定のお知らせ
SPPDレンタルサーバーでは、2024年2月28日より法人向けサービス ビジネスシリーズのマネージドVPSのOSとして、新たに「AlmaLinux 9(64bit)」に対応いたしました。

また、これに伴い、各コースに搭載されているメモリ容量と月額利用料について改定を行いましたので、合わせてお知らせします。

■AlmaLinux 9 対応について

AlmaLinux 9は、RedHat Enterprize Linux ES9 の互換OSの1つで、従来のCentOSと同じような利用方法が可能なOSです。

● AlmaLinux 9 での主な変更点

・インストールソフト
Apache 2.4 (従来のCentOS 7から変更なし)
PHP 8.3 (従来のCentOS 7では8.1や7.3) ※1
ImageMagick 7 (従来のCentOS 7では6)
OpenSSL 3.0 (従来のCentOS 7では1.0) ※2
PostgreSQL 15 (従来のCentOS 7では11) ※3
MySQL 8.0 (従来のCentOS 7では5.7) ※4
Perl 5.32 (従来のCentOS 7では5.16) ※5
Ruby 3.3 (従来のCentOS 7では2.7)
Postfix 3.6 (従来のCentOS 7では3.5)
Python 3.12 (従来のCentOS 7では3.9)

※1 sodium関数に対応しました。mcrypt、xmlrpc関数には対応しておりません。Pear/Smartyは標準ではインストールされていないため、利用される場合は、お客様にてご自身の領域にインストールをお願いします。詳細は後述の「インストールソフト一覧」ページの「phpの標準インストールオプション」をご参照ください。

※2 TLSは1.2に加えて1.3にも対応しました。

※3 PerlからDBへ接続する際のPgモジュールは対応を終了しました。「DBI:Pg(DBD::Pg)」の利用は引き続き可能です。

※4【重要】従来標準であったMyISAM形式のテーブルは利用できず、InnoDB形式のみ利用が可能です。そのため、CentOS7以前からデータベースの移行を行う場合、事前に全てInnoDBに変換した上で移行する等の処理が必要となります。

※5 利用可能なモジュールに変更があります。詳細はこちらのページをご確認ください。

・CGIインストーラー
ユーザーページから利用可能なCGIインストーラーにて、EC-Cube4.2系に対応しました。

その他の機能については、以下ページをご確認ください

● AlmaLinux 9 機能一覧表
機能一覧表 (マネージドVPS:AlmaLinux 9系)

● AlmaLinux 9 インストールソフト一覧
インストールソフト一覧 (マネージドVPS:AlmaLinux 9系)

なお、CentOS 6(64bit)のマネージドVPSについては新規インストールの対応を終了いたしました。CentOS 7(64bit)のマネージドVPSについては引き続きお申し込み頂けます。

また、現時点では、CentOS 7以下でご利用中のお客様の、AlmaLinux 9を搭載したサーバーへの、SPPDでのデータ移行代行は、提供しておりません。そのため、お客様ご自身での移行作業が必要です。

■ マネージドVPS コースリニューアルについて

2024年2月28日以降にお申込みいただきましたマネージドVPSサービスにつきまして、各コースに搭載されているメモリと月額のレンタルサーバー利用料が以下の通り変更となります。

・ベーシック コース
メモリ:3.0GB → 4.0GB
レンタルサーバー利用料:月額7,150円(税込) → 7,920円(税込)

・スタンダード コース
メモリ:5.0GB → 6.0GB
レンタルサーバー利用料:月額10,450円(税込) → 11,660円(税込)

・パワフル コース
メモリ:7.0GB → 8.0GB
レンタルサーバー利用料:月額14,300円(税込) → 16,280円(税込)

※ CPUやHDDに関する変更はありません。
※ 現在マネージドVPSをご契約中のお客様の料金に変更はありません。

以上、今後とも弊社サービスを何卒宜しくお願い致します。

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