AlmaLinux 9系とCentOS 7/6/5系の違いとお乗り換えについて

AlmaLinux 9系のパーソナルシリーズと、CentOS 7/6/5系のパーソナルシリーズとの主な相違点をご案内します。

内容AlmaLinux 9系CentOS 7系CentOS 6系CentOS 5系
MySQLバージョンMySQL 8.0MySQL 5.7MySQL 5.5MySQL 5.0
MySQLでMyISAMの利用X
MySQLの標準文字コードUTF8MB4UTF8MB4UTF-8(UTF8MB3)UJIS(EUC-JP)
PostgreSQLバージョンPostgreSQL 15PostgreSQL 11PostgreSQL 9.2PostgreSQL 8.2
PHPPHP8.3PHP7.3 & 8.1PHP7.2PHP5.3
PHPの文字コードUTF-8UTF-8UTF-8EUC-JP
サーバーの文字コードUTF-8UTF-8UTF-8EUC-JP
IMAP4 / IMAP4 over SSLOO××
POP3サーバーdovecotdovecotdovecotqpopper
APOP×××O
CGIインストーラーのEC-Cube4.2系4.1系3系2系
メールボックス容量(1アカウント)512MB384MB384MB224MB
TLS1.1/1.0の利用×××
TLS1.3の利用×××
無料専用SSL対応対応対応非対応
月額利用料(毎月払/半年払)825円(税込)〜825円(税込)〜1,100円(税込)〜1,100円(税込)〜
月額利用料(12ヵ月払)755円(税込)〜755円(税込)〜1,007円(税込)〜1,007円(税込)〜

AlmaLinux 9系/CentOS 7系へのお乗り換えについて

新しいOSへのお乗換えをご希望のお客様は、以下の点にご留意ください。

CentOS 5/6系をご利用中のお客様のみ、当面の間、CentOS 7系へのお申し込みも可能です。

お客様にてデータ移行作業を行う場合

  • 一定期間、それぞれの契約を並行利用して頂き、期間内にデータの移行を行って頂きます。
  • メールアドレスの設定や振り分け管理ツールの設定は、お客様で設定頂いている内容を新サーバーでも再設定して頂く必要があります。
  • メールのユーザーIDを合わせることはできますが、パスワードは変更となるため、お客様にてパスワードを再設定頂くか、クライアントPC上のメールソフトのアカウント設定を変更して頂く必要があります。
  • FTPやデータベースのID、パスワードは変更となりますので、お客様にて再設定してください。
  • 共用SSLをご利用頂いていた場合、共用SSLエリアのURLが変更となります。

当社にてデータ移行作業の代行(有償)を行う場合

  • 当社にてデータ移行作業を代行する場合は、ご契約の顧客IDは変わりません。
  • データ移行作業完了後、すぐにサーバーの切り替えを行います。サーバー切り替え前に念のため、新サーバー上での動作確認をご希望の際は、2週間程度で動作確認をお願いします。
  • ご利用頂いているサーバー上のユーザーIDやパスワード情報、メールに関する設定は、データ移行作業時に新サーバーに移行致しますので、再設定は不要です。ただし、メールサーバー名にサーバーのホスト名を設定している場合は、新しいホスト名への変更が必要です。
  • AlmaLinux 9系へお乗り換えの際は、旧サーバーのMySQLデータベースを事前にInnoDB形式に変換いたします。
  • 共用SSLをご利用頂いていた場合、共用SSLエリアのURLが変更となります。
  • メールソフトによっては、サーバーに蓄積されているメールを、切り替え後、再度受信してしまう場合があります。

お客様にてデータ移行作業を行う場合のお乗換えの流れ

1. パーソナルシリーズの新規申込を行って頂きます。

個人向けサービス パーソナルシリーズ お申し込みページよりお申し込み頂きます。なお、お申し込みは弊社サブドメインでのお申し込みとなります。

  • 現在、独自ドメインではなく当社のサブドメインだけでご契約中のお客様が、同じサブドメインを使いたい場合、お申し込み時にサブドメインの重複エラーが出ますので、仮に別のサブドメイン名を入力頂き、最後のページの通信欄に正しいサブドメイン名をご記載くださいますようお願い致します。

  • 所定のセットアップ料が発生致します。
  • CentOS 5/6系をご利用中のお客様のみ、当面の間、CentOS 7系へのお申し込みも可能です。CentOS 7系へのお申し込みをご希望の場合は、お申し込みの際の連絡欄に「CentOS 7系希望」とご記入ください。特に記入がない場合は、AlmaLinux 9系のサーバーをご用意いたします。

2. 旧契約の解約申請を行ってくださいますようお願い致します。

旧契約の顧客IDでログインし、解約申請ページより解約の申請をして頂きます。

  • 申請ページの「ドメインの処理」欄は、「SPPD内移転」をご選択ください。

3. 新契約でドメイン追加申請を頂きます。

初回費用入金確認後、お申し込み時に登録頂きました管理用サブドメインの設定を行わせて頂きますので、その後、新顧客IDでログインし、ドメイン追加削除申請ページより、新しい契約に移転して利用したいドメインの追加申請を行ってください。

  • 「ドメイン取得移転」欄については、「SPPDの他の契約から移転」を選択してください。
  • ドメインを複数ご利用頂いている場合は、全てのドメインを追加してください。
  • ドメイン追加申請を行った場合、DNS設定料が発生致しますが、他の契約からの移転の場合は、一律550円となります。

4. 両申請の受付作業を行います。

「2.の解約申請」と「3.のドメイン追加申請」が両方揃いましたら、両申請を受け付けます。追加したドメインごとに「ドメイン追加申請を承りました」というメールをお送りします。このメールに今後の処理の流れが記載されています。

5. 追加したドメインごとに、新契約のサーバー設定を行います。

設定完了次第「レンタルサーバー登録通知書」をお送りしますので、お客様にて新しいサーバー へのウェブやデータベースのデータ移行作業、新しいサーバーでのメールの設定等を行ってくださいますようお願い致します。

6. データ移行・メール設定後、DNS変更を行います。

お客様でのデータ移行作業、メールの設定等が終わりましたら、DNSの変更を行ってくださいますようお願い致します。

▼ ドメイン維持管理がお客様の場合
お客様にて、弊社より連絡致しましたDNSの情報を設定ください。
▼ ドメイン維持管理がSPPDの場合
DNSの変更申請フォームよりDNSの変更申請を行ってください。
▼ 当社のサブドメインを移転される場合
申請フォームがありませんので、メールにて指示をお願いします。

DNS変更が完了すると新しいサーバーに切り替わります。