独自ドメイン

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SPPDレンタルサーバーでは、独自ドメインの取得代行や他社からの移管に対応しています。また、1契約で複数の独自ドメインを利用する「マルチドメイン」も利用することができます。

マルチドメインとは?

SPPDレンタルサーバーでは、1契約で複数の独自ドメインを扱える「マルチドメイン」を標準機能としてご用意しております。.JPドメインと.COMドメインで同じページを表示したいお客様や、個々のサービスごとに独自ドメインを割り振り、異なるページを公開したいお客様にお奨めです。

※ 代理店制度は、そもそも複数のドメインを再販する目的の制度のため、本説明では除外します。

個人向けサービスの場合

複数の独自ドメインを、1契約でご利用いただくことが出来ます。ドメイン数にも制限はございません。ドメインごとにアカウントは発行されません。そのため、ドメインごとに、独立したWEBページを表示することはできますが、FTPアカウントは共通です。また、メールアカウントは、全ドメインで共通のアカウントをご利用頂きます。

法人向けサービス:共用サーバー/Windows共用サーバーの場合

複数の独自ドメインを1契約でご利用頂くことができますが、1ドメインあたり最低100MB、1アカウントを割り当てる必要があり、実質的なマルチドメインの個数に制限があります。ドメインごとに、独立したWEB領域が発行され、FTPやメールアカウントも独立して発行されます。

法人向けサービス:マネージドVPS・専用サーバーの場合

複数の独自ドメインを1契約でご利用頂くことができます。マルチドメインの個数に制限はありません。ドメインごとに、独立したWEB領域が発行され、FTPやメールアカウントも独立して発行されます。

ドメインへのディスク容量・メールアカウント数の割当
契約サービスディスク容量アカウント数アカウント
個人向け(共用サーバー)全ドメインでディスク容量を共用全ドメインでアカウントを共用共用
法人向け(共用サーバー)最低100MB〜(100MB単位での割当)最低1アカウント〜独立
法人向け(マネージドVPS)無制限無制限独立
法人向け(専用サーバー)無制限無制限独立
法人向け(Windows共用)最低100MB〜(100MB単位での割当)最低1アカウント〜独立

独自ドメインの追加を行う際には、ドメイン追加申請のお手続きをお願いいたします。

ドメインの取得代行について

汎用JPドメインや、.COMドメインをはじめ、.NET/.ORG/.INFOと言ったgTLDドメインの取得代行が可能です。法人向けサービスであれば、CO.JPドメイン の取得代行にも対応しています。ドメインを取得代行する場合は、ドメインの種類に応じて、ドメイン追加時に必要な「取得料」「取得代行料」と、申請の翌月から毎月お支払い頂く「ドメイン維持料」を頂きます。取得できるドメインの種類と価格は、以下のサービスサイトをご確認ください。

ドメインの登録情報・WHOIS公開情報については、ドメイン追加申請を当社が受領したあとに、専用のウェブサイトから入力して頂きます。

※ 当社で取得代行したドメインのWHOIS公開情報は、お客様によるご指定が可能です。当社の情報を代理に公開することも可能です。当社で維持管理を行っているドメインの公開情報はいつでも変更が可能です。

ドメイン維持料は、ドメインの更新費用に割り当てる等のため毎月頂く料金です。SPPDでは、ドメイン更新の際に別途料金は頂きません。また、「お客様でドメインを維持管理」される場合はドメイン維持料を頂きません。

ドメイン取得のキャンセルについて

ドメイン取得が完了していない場合に限り、ドメイン追加申請を承った月の28日までにお申し出が合れば、ドメインをキャンセルすることが可能です。その際、ドメイン取得料・取得代行料は取り消しいたします。ドメイン追加申請を承った日が29日以降の場合や、29日以降にお申し出があった場合は、請求が確定しているため、キャンセルは出来ず、ドメイン取得実施の有無に関わらずご返金が出来かねますのでご注意ください。

他社からのドメイン移転(移管)について

ドメインを他社から移転する場合は、今後はSPPDで維持管理・更新作業を行うか、お客様ご自身で引き続き維持管理・更新作業を行うかを選択することができます。 今後はSPPDで維持管理・更新作業を行う場合は、申請の翌月から毎月のドメイン維持料を頂きます。いずれの場合にも、ドメインの追加時に1度だけ「DNS設定料」を頂きます。

今後はSPPDで維持管理を行うことができるドメインの種類
  • 汎用JPドメイン
  • 属性型JPドメイン(CO.JP / NE.JP など)
  • .COM/.NET/.ORG/.INFO/.BIZ ドメイン

他社からドメイン移転をする場合は、gTLDドメインの場合で「トランスファー」、JPドメインの場合で「指定事業者変更」といった特別な手続きが必要です。詳細は、以下のサービスサイトの情報をご覧ください。

※ 契約途中でも「ドメイン維持管理変更申請」を頂けば、ドメインの維持管理をSPPDで行うか、お客様で行うかを変更することも可能です。現在お客様で維持管理しているドメインを、SPPDに移管する場合は、「ドメイン移管手数料」2,200 円がかかります。現在SPPDで維持管理しているドメインをお客様に移管する場合は無料です。

ウェブコンテンツの動作確認

ドメインのDNS切り替え前にウェブコンテンツの動作確認を行う場合は、仮ウェブサイト機能をご利用ください。

※ WindowsOSの専用サーバーをご利用のお客様は、仮ウェブサイト機能を利用することができないため、動作確認を行う場合は以下の「仮ウェブサイトでの動作確認が出来ない場合」をご確認ください。

仮ウェブサイトでの動作確認が出来ない場合

仮ウェブサイトでは、WordPressなど一部のCGIを使用したコンテンツの動作確認が正常に出来ない場合があります。そのようなコンテンツの動作確認を行う場合は、動作確認を行うパソコン内のhostsファイルを以下の設定例のように書き変えた上で、実際のドメイン名でアクセスすることで動作確認が可能です。

動作確認に利用するパソコンに保存されているhostsファイルをテキストエディターで開きます。

hostsファイルの場所および設定方法はOSによって異なり、弊社ではサポートを行っておりません。Windows XP/7/8/10 で一般的には、「C:¥WINDOWS¥system32¥drivers¥etc¥hosts」に保存されています。

hostsファイルを開いたら、ファイルの最後の行にサーバーのIPアドレスとご利用のドメイン名を半角スペースで区切って記載します。サーバーのIPアドレスが不明な場合は、当社会員サポート窓口までお問い合わせください。

IPアドレスが「192.168.1.1」、ご利用のドメインが「test.sppd.ne.jp」の場合の追記例

192.168.1.1 test.sppd.ne.jp

※ 設定されるPCでウイルス対策ソフトなどを利用されている場合は、hostsの編集を検出しアクセスできない場合がございますので、その際は一時的にウイルス対策ソフトを停止するなどでご対応ください。

※ 動作確認後は、hostsファイルに追加で記載した内容を必ず削除してください。記載されたままの状態では、本来のウェブサーバーやメールサーバーにそのドメインで正しくアクセスができません。

※ スマートフォンやタブレット端末等ではhostsファイルの編集ができない場合がありますので、動作確認はWindowsOSまたはMacOSのPCより行うことを推奨します。

ドメイン移転のキャンセルについて

ドメイン追加申請を承った月の28日までにお申し出が合れば、当社へのドメイン移転をキャンセルし、お客様維持管理のままドメインを利用することが可能です。その際、DNS設定料の差額分を取り消します。ドメイン追加申請を承った日が29日以降の場合や、29日以降にお申し出があった場合は、請求が確定しているため、キャンセルは出来ず、ドメイン移転実施の有無に関わらず、DNS設定料の差額分ご返金が出来かねますのでご注意ください。

他社へのドメイン移転、ドメインの廃止について

当社で維持管理をしているドメインを他社に移転(移管)する場合には、当社に移転するケースと同様に、gTLDドメインの場合で「トランスファー」、JPドメインの場合で「指定事業者変更」または「ドメイン名移転」といった手続きが必要です。

  1. 他社へ移転することが決まりましたら、以下のいずれかの申請を出してください。
  2. 弊社でドメインのロックを解除し、移転に必要なAUTHCODE(オースコード)をお知らせします。
  3. 移転先の事業者から、「トランスファー」または「指定事業者変更(または「ドメイン名移転」)」の申請を出してください。
  4. 「トランスファー」または「指定事業者変更(または「ドメイン名移転」)」の申請を当社が承認します。

※ 1.の申請の受付前に、移転先の事業者から「トランスファー」または「指定事業者変更(またはドメイン名移転)」の申請が届いた場合は、移転を拒否しますのでご了承ください。

当社で取得代行した .AC / .SH / .TOドメインは、他社へのドメイン移転ができませんのでご了承下さい。

DNSのレコード(ZONE)、及び、レコードの編集について
SPFレコードについて

2013年4月18日以降に当社に追加した独自ドメインのDNSのレコードには、ZONE内のMXレコードとAレコードを許可とするSPFが標準で設定されています。

        IN      TXT             "v=spf1 +mx +a ~all"

2013年4月18以前に当社に追加した独自ドメインのDNSのZONEに、SPFレコードを追加することも可能です。後述の「ZONEの編集について」をご参照ください。

レコード(ZONE)の編集について

各種レコードの追加・変更・削除につきましては、お客様ご自身で行っていただくことは出来ません。ご依頼により、当社にて追加・変更・削除を行うことができますが、ご利用頂いているサービスにより対応可能な範囲が異なります。各種レコードの設定変更をご希望の場合は、テクニカルサポート宛にメールでご依頼ください。

個人向けサービスの場合
Aレコードの追加・削除は、当社予約サブドメイン名を除き、サブドメインの追加削除申請で無償にて対応可能です。また、ウェブサイトを外部サーバーで運用したい方のために、「www.ドメイン名」のAレコードのみ、有償にて変更が可能です。それ以外の編集はできません。
法人向けサービス・代理店制度の場合
A・CNAMEレコードの追加・削除は、当社予約サブドメイン名を除き、サブドメインの追加削除申請で無償にて対応可能です。その他の編集については、以下の料金で対応可能です。
レコードの種類 料金(税込)
A・CNAMEレコード 1,100円 ※ 時間指定(営業時間内に限る)がある場合は、別途1,100円
MX・TXT・その他レコード 2,200円

※ MXレコードを変更し、外部のメールサーバーをご利用になる場合、初回のMXレコード変更時には、メールサーバーの設定削除が必要になるため、別途、メールサーバーの設定削除料2,200円が発生致します。