メールソフトの設定(IMAP)/ Thunderbird

Mozilla FoundationのThunderbird の設定方法(受信方法:IMAP)をご案内いたします。

メールソフト設定方法(IMAP)

MacOSでのThunderbird(バージョン139)のメール設定方法(受信方法:IMAP)をご案内いたします。

※IMAPが利用できるのは、AlmaLinux9系・CentOS7系のサーバーを利用している方と、CentOS6/5系の専用サーバーかマネージドVPSでIMAPオプションを利用している方に限ります。それ以外の方や、IMAPではなくPOPを利用したい場合は、Thunderbird メール設定方法(POP)をご確認ください。

※ 【代理店制度で、CentOS 7系以前のサーバーをご利用のお客様】ThunderbirdはSSL接続に使用するためのサーバー側の証明書が対応していない形式のため、「IMAP over SSL」「SMTP over SSL」の設定が出来ない場合があります。ただし、専用サーバーとマネージドVPSをご利用のお客様については回避が可能な場合がありますので、サポート窓口までお問い合わせください。

アカウント作成方法(送信:SMTP over SSL / 受信:IMAP over SSL)
1.Thunderbirdを起動し、基本情報を入力

Thunderbird起動時に表示されているセットアップ画面に、基本情報である「任意の名前」「ご利用になるメールアドレス」「パスワード」を入力し、「手動設定」をクリックします。

  • 図1.基本情報の入力
  • 基本情報の入力画面
2.手動設定の項目を入力

各項目に以下の通り入力の上、「再テスト」をクリックして下さい。

「ホスト名」の項目については、お客様のサーバーホスト名を入力する必要があります。 なお、一部の代理店制度のサーバーでは、サーバーホスト名での入力ができないため、代理店制度のお客様は、入力する内容についてサポート窓口までお問い合わせください。

共用サーバーのサーバーホスト名は、「共用サーバー名.sppd.ne.jp」になりますので、お客様のドメインがどの共用サーバーに属しているかを検索する必要があります。→所属サーバーの検索方法

専用サーバーとマネージドVPSでのサーバーホスト名は、ご契約時にお送りした「サービスセットアップ完了のお知らせ」メールをご確認ください。

受信サーバー
  • プロトコル:IMAP
  • ホスト名:サーバーホスト名
  • ポート番号:993
  • 接続の保護:SSL/TLS
  • 認証方式:通常のパスワード認証
  • ユーザー名:メールアドレスのユーザーID
送信サーバー
  • ホスト名:サーバーホスト名
  • ポート番号:465
  • 接続の保護:SSL/TLS
  • 認証方式:通常のパスワード認証
  • ユーザー名:メールアドレスのユーザーID
  • 図2.手動設定
  • 手動設定画面
3.アカウント設定のテスト

「再テスト」をクリック後、問題が無ければ以下の画像が表示されます。その後、右下の「完了」をクリックすることでメールアカウント設定は完了です。

  • 図3.アカウント設定のテスト
  • アカウント設定のテスト画面
SSLを使用しないアカウント作成方法(送信:SMTP / 受信:IMAP)

メール送受信時の通信を暗号化しない場合の設定方法をご案内します。
※ ここまでの設定で通常のメール送受信は可能です。SSL証明書の警告などの関係上、SSLを利用しない方のみ任意で設定してください。

1.Thunderbirdを起動し、基本情報を入力

Thunderbird起動時に表示されているセットアップ画面に、基本情報である「任意の名前」「ご利用になるメールアドレス」「パスワード」を入力し、「手動設定」をクリックします。

  • 図1.基本情報の入力
  • 基本情報の入力画面
2.手動設定の項目を入力

各項目に以下の通り入力の上、「再テスト」をクリックして下さい。

受信サーバー
  • プロトコル:IMAP
  • ホスト名:サーバーホスト名
  • ポート番号:143
  • 接続の保護:なし
  • 認証方式:通常のパスワード認証
  • ユーザー名:メールアドレスのユーザーID
送信サーバー
  • ホスト名:サーバーホスト名
  • ポート番号:587
  • 接続の保護:なし
  • 認証方式:通常のパスワード認証
  • ユーザー名:メールアドレスのユーザーID
  • 図2.手動設定
  • 手動設定画面
3.アカウント設定のテスト

「再テスト」をクリック後、問題が無ければ以下の画像が表示されます。その後、右下の「完了」をクリックすることでメールアカウント設定は完了です。

  • 図3.アカウント設定のテスト
  • アカウント設定のテスト画面
4.警告が表示された場合

もしも、「〜への接続は暗号化されません」という内容の警告が表示された場合、「接続する上での危険性を理解しました」にチェックを入れ、「確認」をクリックしてください。セキュリティを強化する場合は、IMAP over SSL、SMTP over SSLでの設定をご検討ください。

  • 図3.警告画面
  • 警告画面