sshの利用

個人法人共用マネージドVPS専用代理店

SPPDレンタルサーバーでは、sshでサーバーにログインし、コマンドラインでサーバー操作を行うことが可能です。sshソフトでの接続方法、および、Cron設定などをsshのコマンドラインで行う方法ついてご案内いたします。

sshソフトの設定方法

TeraTermや、PuTTYなどのsshクライアントソフトをお客様でご用意ください。

専用サーバー/マネージドVPSのお客様は、初期設定ではsshの接続は出来ません。あらかじめ、sshでの接続許可するIPアドレスやドメイン名をご連絡頂き、当社で接続を許可する設置を行う必要があります。詳しくは、サーバー開通時にご案内いたしました「サービスセットアップ完了のお知らせ」メールをご覧ください。

ホスト名

「レンタルサーバー登録通知書」の「● サーバー情報.....」または、「■ --- アカウントの 登録設定 --- ■」欄に記載されている「SSHサーバー」を入力してください。

ユーザーIDとパスワード

同じく「レンタルサーバー登録通知書」の「ユーザーID」「パスワード」を入力してください。

sshの認証方法として、ssh protocol2のパスワード認証が利用可能です。ssh protocol1はご利用頂けません。

FTPやメールのパスワードの変更(passwdコマンドの実行)

パスワードの変更は、ブラウザーで操作できる「ユーザーページ」で設定することが出来ます。なるべく、ユーザページをご利用頂くことをお薦めいたします。

sshでログインし、passwdコマンドを実行します。

$ passwd [Enterキーを押す]
(current) UNIX password:    ・・・現在のパスワードを入力します
New password:               ・・・新しいパスワードを入力します
Retype new password:        ・・・再度新しいパスワードを入力します

※文字数が少なかったり、簡単なパスワードは設定出来ませんのでご注意ください。

メールをプログラムへパイプで渡す(.forwardファイルの変更)

ユーザーページで設定可能な振り分け管理ツール、メールフィルター、メール転送、自動返信メールなどは、内部的に .forward ファイルを利用して機能を実現しております。.forward ファイルを編集すると、これらの機能が動作しなくなりますので、ご注意下さい。

SSHでサーバーにログインします。

viコマンドを実行します。

$ vi .forward [Enterキーを押す]
[内容を編集します]
Perl等のプログラムにメールを渡す設定

プログラムへの フルパス を入力してください。 フルパスに関しましては、レンタルサーバー登録通知書のホームディレクトリをご確認下さい。

"| /home/user/sppd01/test.pl"
Cronの設定方法(crontabコマンドの実行)

定期的にサーバー上で任意のコマンドを実行するCron機能がご利用頂けます。

Cronの設定は、ブラウザーで操作できる「ユーザーページ」のCronエディターで設定することが出来ます。なるべく、ユーザページをご利用頂くことをお薦めいたします。

sshでログインし、crontabコマンドを実行します。

$ crontab -e [Enterキーを押す]

viというテキスト編集ツール(エディター)が起動します。キーボードの i を押して編集モードにし、分 時 日 月 週 プログラムファイルへのフルパスを記述します。※ プログラムファイルのフルパスは架空です。フルパスにつきましては、「レンタルサーバー登録通知書」の「ホームディレクトリ」をご確認下さい。

例1) 毎日 8:00 にtest.plを実行する。

0 8 * * * /home/test/test01/test.pl

例2) 1時間ごとにtest.plを実行する。

0 */1 * * * /home/test/test01/test.pl

例3) 毎月1日 0:00 にtest.plを実行する。

0 0 1 * * /home/test/test01/test.pl

例4) 毎週日曜 4:05 にtest.plを実行する。

5 4 * * sun /home/test/test01/test.pl

キーボードの Esc ボタンを押して、編集モードを終了し、続いて :wq と入力して、crontabの編集を終了します。

参考) viコマンド簡易表
i 編集モードにする
x 1文字削除する
dd 1行削除する
:wq 編集内容を保存して終了