.user.ini

個人法人共用マネージドVPS専用代理店

CGI版のPHPの動作設定の変更ができる .user.ini ファイルについてご案内いたします。

.user.iniファイルについて

.user.iniファイルを利用すると、CGI版PHPの動作設定を変更することができます。CGI版PHPは、CentOS7系のサーバーでは標準でインストールされています。また、専用サーバー/MVPSをご契約の方で、個別にインストールしている場合にもご利用可能です。

サーバーにインストールされているPHPのバージョンは、利用しているドメインのユーザーページ(コントロールパネル)へログインし、ユーザーページ左下の「ご利用バージョン」欄に記載されています。

インストールされている PHPバージョン (OSがALmaLinux 9/RHEL9系)
コース モジュール版 CGI版
法人/個人共用サーバー 8.3.6 無し
代理店制度 8.3.6 無し
マネージドVPS 標準で 8.3.6 無し
専用サーバー 標準で 8.3.6 無し
インストールされている PHPバージョン (OSがCentOS7/RHEL7系)
コース モジュール版 CGI版
法人/個人共用サーバー 7.3.33 8.1.28
代理店制度 7.3.33 8.1.28
マネージドVPS 標準で 7.3.33 8.1.28
専用サーバー 標準で 7.3.33 8.1.28

モジュール版のPHPの動作設定を変更する際は、.user.ini ではなく .htaccess をご利用ください。

.user.ini設置の流れ

user.ini.txtというファイル名でファイルを作成し、ご希望の設定を記載します。(設定例は以降の項目を参照)

作成したuser.ini.txtを、設定を適用させたいディレクトリにFTPでアップロードします。アップロード後、 FTP上で user.ini.txtの名前を .user.iniに変更します。

ブラウザーを起動し、設定内容通りの動作が行なわれているか確認します。

.user.ini でphpの動作環境を変更する(CGI版PHPのみ)

.user.iniを使用した、CGI版PHPの動作設定変更の方法を、ご案内します。

設定を適用させたいディレクトリにアップロードした .user.ini ファイルに、下記の例のように記述ください。 .user.ini ファイルでは、php.ini で設定する内容の通りに記述するため、モジュール版PHPの設定を、.htaccess を使って変更するときとは記述方法が異なります。

設定例
short_open_tag=on
phpスクリプトの開始記号として、<?php ではなく <? を利用できるようにします。
display_errors=off
エラーが発生したときの情報をブラウザーに表示させるか否かを指定します。

PHP.INIの主な設定内容については、以下のPHPマニュアルをご覧下さい。