ウィルス・マルウェア対策

専用

SPPDレンタルサーバーのビジネスシリーズ:専用サーバーとマネージドVPSでは、ウィルス・マルウェア対策として、ウィズセキュア社(旧エフセキュア社)のServer用製品を有償オプションとしてサーバーにインストールができます。

ウィルス・マルウェア対策(セキュリティソフトのインストール)について

法人向けサービス:ビジネスシリーズ:専用サーバー(Linux OS)とマネージドVPSでは、以下のセキュリティソフトウェアが有償オプションとしてインストール可能です。

※ 有償オプションとして利用できるのは、CentOS 7、及び、Redhat EL ES7のOSを搭載したサーバーのみです。CentOS 6/Redhat EL ES6系とCentOS 5/Redhat EL ES5系のOSを搭載したサーバーについては、ベンダーサポート終了に伴い、提供を終了いたしました。また、AlmaLinux 9、及び、Redhat EL ES9を搭載したサーバーには、未対応です。

※ メールのウィルス対策については、標準機能として対応しています。「メールウィ ルス駆除」をご参照下さい。

製品名対応OS初期費用月額費用
WithSecure Linux Security 64CentOS 7系5,500円3,850円
機能の詳細
ウィルス・スパイウェア対策

高性能のスキャンエンジンによる、リアルタイム、マニュアル、スケジュールでのサーバー内のウィルス・マルウェアのスキャンが可能です。スケジュールは任意にカスタマイズ可能です。ただし、リアルタイムスキャンを利用した場合、サーバーの動作が重くなる場合がありますのでご注意下さい。

※ 初期設定では、リアルタイムスキャンは有効(データベースやメールボックス、アクセスログのエリアは除く)、スケジュールスキャンは毎週土曜日のAM1時に実行するよう設定されています。

完全性検査による改ざん防止

あらかじめ指定した保護対象のファイルに対して、リアルタイムで変更を監視し、管理者権限の奪取や、ファイルの書き換えなどを防御します。ガンブラー系ウィルスなど、正規の通信を利用してファイルを更新するような脅威に対しても検知できます。※ 初期設定では、無効になっています。保護対象はファイル単位で指定します。フォルダ単位での指定はできません。

アラート機能

セキュリティソフトからの警告をメールで受け取ることができます。※ 初期設定では、無効になっています。

インストールについて

オプション追加申請にて、WithSecure Security オプションの追加を頂いた日から5営業日以内に当社にてインストールを行います。管理画面のURL、及び、ID、パスワードを通知いたしますので、お客様にて自由に設定、スキャンが可能です。

運用上のご注意

セキュリティソフトはお客様にて管理を行うことができますが、設定を誤るとサーバーの機能が喪失する恐れがあります。サーバーのroot権限をお客様が完全に管理する場合を除き、以下の事項をお守り下さい。

  1. ファイアウォール機能を有効にしないでください。サーバーへのアクセスが切断され、サーバー機能が消失し、遠隔での保守ができなくなります。データセンターでの復旧作業には最大24時間ほどかかり、作業が有償となる場合があります。
  2. 管理画面のIDやパスワードを変更しないでください。
  3. 完全性検査を有効にすると、当社の通常の保守作業に対してアラートが発生するおそれがあるため、あらかじめ設定内容を当社にご連絡下さい。当社がサーバーへのセキュリティパッチの適用やアプリケーションのバージョンアップを行う際には、完全性検査を一時的に無効にして処理を行います。